【TOON STUDIO事業、新設】太田出版と連携し既刊コンテンツの縦スクロール化に関する研究と検証を開始

株式会社Libalent（読み方:リバレント、本社:東京都新宿区、代表取締役:相澤崇裕）は2023年4月より、株式会社太田出版と連携し既刊作品の縦スクロール化による世界を舞台とするコミック事業への研究と検証をスタートします。また、当社では、コミック関連事業の統括部隊として、4月1日付で「TOON STUDIO事業部」を新設しました。

太田出版は、1985年に設立されて以来、サブカルチャーやノンフィクション系の書籍や漫画を出版し数々のヒット作品を輩出する、数ある日本の出版社のなかでも独自の特徴を色濃く持つ出版社です。コミック市場の電子化、グローバル化が急速に進むなか、Libalentは、太田出版と連携し、同出版社が有するコンテンツの縦スクロール化と多言語展開を試行し、事業可能性を研究・検証します。本連携のスタートとして、太田出版の人気漫画「ブラッドハーレーの馬車」（沙村広明著）、「この世界には有機人形がいる」（蜈蚣Melibe著）の縦スクロール化・多言語化を推進します。

本連携について、太田出版の森山裕之副社長は「出版業界にとり海外市場への取り組みと新しい世代、新しい購読習慣への対応は必須。今回の連携は日本の作家達の高品質な作品を世界中のファンに届ける機会を創出するための取り組みと考えています。」とコメントしています。また、Libalentの相澤崇裕社長は「日本には多くの良質なコンテンツが数多く存在する一方で世界のファンが目にしているのはごく一部の作品という現状がある。デジタル技術の導入を含めた新しい事業スキームを構築することでその可能性が格段に広がると考えています。」「良質コンテンツを有する太田出版との取り組みによって新たなスキーム構築の検証と実証に繋げられることを期待します」と述べています。

また、Libalentでは、コミック事業の統括部を「TOON STUDIO事業部」として新設し、同事業の中核を縦スクロール漫画とし2023年度に向けて事業拡大を図っていきます。