インターネット広告はいまや、私たちの日常の一部として、当たり前の存在となっています。
その一方で、広告がユーザーにどのような印象を与えるかは、その広告の内容や訴求方法によって異なります。
今回我々が行ったユーザーアンケート調査によると、お笑い芸人起用が広告の効果を高める、重要な要因となっていることが明らかになりました。
そこで株式会社Libalent(読み方:リバレント、本社:東京都新宿区、代表取締役:相澤崇裕)が、全国の男女1,400名を対象に行った「広告やPR投稿に対するイメージ調査」の調査結果をお知らせします。
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■お笑い芸人起用広告とインフルエンサー起用広告を比較をした場合、75.4%が「お笑い芸人の方が購入意欲がわく」と回答
■お笑い芸人を起用した広告を複数回目にしても、69.8%が「不快ではなかった」「何度見ても面白い」と回答
■普段WEB広告を不快に感じて必ずスキップする人でも、ポジティブな印象につなげることができる
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・【調査方法】ユーザーアンケート調査
・【調査対象】20-69までの男女
・【回答者数】1,400名
- 目 次 -
お笑いに対する好感度が高いため、興味を持ってもらえるポイントになり得る
「お笑いが好きですか?」という質問に対して、68.1%の人が「好き」「そこそこ好き」とポジティブな回答を示しました。
これにより、お笑い芸人に対する好感度が一般的にはある程度高い傾向であると考えられます。
また広告をスキップしなかった理由について質問した際には、「興味がわいたから(24.4%)」「面白かったから(22.5%)」の回答が多く、この二つの回答が全体の約半数を占めていました。
したがって、「興味がわくような面白い広告」であれば、スキップされづらいものと考えられます。
面白い、つまりお笑いのプロである芸人には、そんな「興味がわくような面白い広告」にさせられる力が、他のインフルエンサー等と比べても高くあります。
その上で、一般的にお笑いに対する好感度が高いということは、お笑い芸人を起用することでより多くのユーザーに効果的にアプローチができると言えるのではないでしょうか。
インフルエンサーとお笑い芸人、購入意欲がわくのはどっち?
お笑い芸人の起用広告とインフルエンサーの起用広告を比較した場合、
75.4%ものユーザーが「お笑い芸人の方が購入意欲がわく」と回答しました。
この結果から、お笑い芸人を広告へ起用した場合、より効果的にユーザーの購買意欲を高めやすい傾向であることが伺えます。
お笑い芸人起用による、広告へのメリットとは?
「広告として最も商材が印象に残るのはどれですか?」という質問に対し、何かしらの人物が起用された広告の中では、「お笑い芸人の起用(23.5%)」の回答が最多となっています。
また、「お笑い芸人起用の広告を2回目以降目にした際はどのような印象でしたか?」という質問では、
「不快ではなかった(38.7%)」「何度見ても面白い(31.1%)」の回答が多く、同じ広告を複数回見ていたとしても、お笑い芸人が起用されていれば
比較的ポジティブな印象が多くなっています。
このことから、お笑い芸人を起用した広告には、ほかのタレントやインフルエンサー等と比べ、比較的商材の印象が残りやすく、なおかつ何度見ても不快に感じさせないというメリットがあるといえます。
広告を必ずスキップする人にも「面白い」「なんとなく見てしまう」とポジティブな感情を生む
広告にお笑い芸人を起用するメリットは、それだけではありません。
以下のグラフは、「広告へのイメージが与えるユーザーの行動」についてまとめたものです。
このグラフは「広告を不快に思う人が、スキップする傾向にある(54.7%)」、「広告を不快に思わない人が最後まで見る傾向にある(17.2%)」という結果を示しています。
「広告を必ずスキップする」と回答した人にお笑い芸人起用のWEB広告を見てもらい、印象調査をおこなったところ、「面白い」「なんとなく見てしまう」「商材の印象が残る」「商材に興味がわく」など「ポジティブ」な印象を持っていたことがわかりました。
しかも、このようにポジティブな印象を持った人は42%以上にのぼります。すなわち、「必ず広告をスキップすると答えている人でさえ、お笑い芸人を起用すると約半数もの人がポジティブな印象をもつ」と言えます。
とはいえ、印象調査で最も多かったのは「つまらない」という回答でした。
「つまらない」と思われないように、改めて面白さを追求する工夫が必要であることがわかります。
まとめ
以上、ユーザーアンケートから、広告にお笑い芸人を起用することへの強みをいくつか証明することができました。
《お笑い芸人を広告に起用する強み》
①一般的にお笑いへの好感度はが比較的高い傾向
②インフルエンサーと比較しても、購買意欲への影響力が高い
③複数回広告を見ても「面白い」や「不快な印象を与えない」など、ポジティブな印象が多く、好印象なまま何度もアプローチすることができる。
④普段広告を必ずスキップするユーザーにでさえ、「何度見ても面白い」などの好意的な印象を与えることができる。
以上のことから、インターネット広告においてお笑い芸人をキャスティングすることは、クライアント様に多くのメリットをもたらすと言えるのではないでしょうか。